大きくする 標準 小さくする

«前の記事へ 次の記事へ»


理想的な?商売の型

投稿日時:2013/06/18(火) 23:02rss



こんにちは。

「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」繁盛デザインの常田アキエです。

ブログ読んで下さってありがとうございます。


先日、紹介で訪れたオリーブ専門店「OLIVO」

小売り商売として、理想的なフォーマット(型)だったのでシェアします。


いくら東京都はいえ、オリーブオイル専門店は、とてもニッチというか

「おいしいパンやさん」を探す人はいても、「オリーブを買おう!」と店を探す人って

そうなかなか居ないですよね。


だから、集客施設にテナントを出して、店頭でいかに引き込むか、がシビアに売り上げに繋がってきてしまいます。


オリーブオイルなんて日常、あってもなくても別段困らないですしねぇ。


店頭はこんな感じ。まあ、オシャレです。

201306172316_1-300x0.jpg

私はまず、この機械に目がいきました。

何だろう?って。

201306172316_2-300x0.jpg

こんな風に、その場で選んだオリーブオイルを瓶詰め。

エンターテイメント的にGood!

でもでも、そう安くもないオリーブオイルを「欲しい!」「必要だ!」と感じてもらうには...

ひとつは、ディスプレイやPOPなどで「これが何か」を伝えること。

世界観や面白みや関係性。


201306172316_3-300x0.jpg


料理が美味しくなるし、種類も色々あり、奥が深いんですよ!という事を言ってます。

あなたの知らなかったオリーブオイルの世界。って感じかな。

しかし!侮る事なかれ!強者でした!!

実際に....


201306172320_1-300x0.jpg

売られているんです!惣菜が。

コレって多分、手間がかかっていて、儲けは少ないと思います。

しかし、ここは品川駅。

手軽にお土産か、食品を買う人が多いエキナカ。

そんな場所で、よく分からない、今までの人生に接点も無かったオリーブオイルを置いても、

「ふ~んオシャレっぽいね」で終わりです。

フロント・エンドとしてのお客さまとの関係性づくりの機会なんです。この惣菜は。

だから、決して外せない、無くてはならない存在。

この惣菜を入り口に、オリーブオイルワールドへようこそです。

割に合わないけど手が抜けない部分なのです。

201306172334_1-300x0.jpg

そして、オリーブオイルに至っては注文すると、手間をかけてボトリングしてくれます。

「自宅用ですか?」

そう、もちろんギフトもあります。

201306172334_2-300x0.jpg

ギフトならオシャレだし、珍しいから、喜ばれる。

おっと!『これは?!』

「造醤所とのコラボ商品です。お醤油とオリーブオイルって合うんですよ。」

サスガ!抜け目ない。

201306172334_3-300x0.jpg

201306172357_1-300x0.jpg

日本とイタリアのコラボレーション。しかも醤油となら、使用機会も増えるし年配者にも受け入れられ

そう。オリーブ市場を広げる商品です。

さて、ちょっと高額の(高額でなくても)買いものに必ずつきまとう

「認知不協和」って知ってますか?

買ったものに対して、「私、本当に正しい買いものをしたのかしら?」という一抹の不安。

ディズニーランド内ではキャラクターの帽子やライトを惜しみなく買うけれど、家に帰ったら...日常空間

に戻ると、気づきます「コレ、絶対に使わないし...」これは、分かってて買うので罪になりませんが、

普通の買いものでは「後悔」が押し寄せるのです。

それに対し、店を離れた自宅でも、

「これは、素晴らしい商品ですから、お客さまの買いものは賢い買いものです」

と、承認の材料となる

201306172334_4-300x0.jpg


201306172357_2-300x0.jpg

機能情報である、使い方、保存の仕方、種類は絶対に必要、

201306172357_3-300x0.jpg

ちょっとシールが曲がって貼ってる所がボトリングした証拠のようでニクいなー!

201306172357_4-300x0.jpg

カラダを労って欲しい大切な方へのお土産としても

201306172357_5-300x0.jpg

そして、機能的情報だけではなく、ファンになってもらうための情緒的情報、知的情報もあります。

201306172357_6-300x0.jpg

201306172357_7-300x0.jpg

私は、毎日パンとサラダと一緒に、スプーン大さじ1杯程度を摂取してます。

良いオイルの摂取は、

カラダ、心両方を潤わせてくれるそうで、
日焼けのシミや髪のパサ付きなどの防止にもなるらしいです。

潤いたいですから(笑)

201306172357_8-300x0.jpg

あっ、追伸ですが、パンフの中にスタンプカードとしての部分がありました。

このパンフも捨てないでね的なしかけと、全種類試したくなるしかけもあります。

そして、あとはコミュニティだな。
「惜しいな」なんて思っていたら、ちゃんとコミュニティも準備されていました。

201306172357_9-300x0.jpg


抜け目ない小売りのフォーマットです。ぜひ要素を参考にしてください。

復習まとめ やれることのすべてをやっています。

・店頭の世界観(一貫性のあるデザイン)

・アイキャッチ(目を引くもの/見たことも無いような)この場合ボトリングタンク

・接触頻度を高める、フロントエンド この場合惣材

・専門性と奥行き この場合、オイルの種類と用途別バリエーション
         変わったパッケ-ジ(遮光)チャック付き等

・客単価を高める ギフト

・大局的な面白いもの(使用機会を与えられるもの)とのコラボ商品 この場合醤油

・購入後後悔をなくすツール この場合パンフレット、しおり

・オリーブ知識を語れる場、楽しめる場、共感者と集える場コミュ二ティ この場合ワインレストラン

・ファン化 スタンプカード

・フロントエンド~バックエンドがある 惣菜~マイボトルを持参してボトリングしてもらえる

ブランディングを考えると「やらないこと」の選択肢もあること、お見逃し無く!自分お店と比較してみて下さい!

トラックバック一覧

コメント

名前:
メールアドレス:
コメント:
ファイル
26797af10a74bca88372ef6436e55183.png?1516282885
画像の英字5文字を入力して下さい。:
パスワード:

20141009bnr.jpg

会社概要

東京都世田谷区出身。 25歳で青森県の津軽に嫁ぐ。津軽弁もまったく聞き取れず、友達もゼロからのスタート。 銀行員の夫の転勤先々で地元小売店の販売促進を手がけ前年比400%などの立て直しに成功し、 中小企業支援センター所長に指導講師としてスカウトされる。青森県各支援機関の専門家として活躍。...

詳細へ

個人プロフィール

東京生まれ。小中静岡でのびのびと育ち、高校から再び東京で熟成。21歳大学在学中に「社長」の空気を吸ってみたくなり、「MEDIAMaker(メディアメーカー)」を立ち上げる。「就職人事部長レポ」「男を上げる渋谷バー」など、「今すぐ必要な情報だから買わないとヤバい」コンセプトの自主メディアを作り現...

詳細へ

<<  2018年1月  >>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

コメント一覧