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2013年05月28日(火)更新
いまどきの「おけいこ」ビジネスモデルに学ぶ
こんにちは。
「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」繁盛デザインの常田アキエです。
ブログ読んで下さってありがとうございます。
「いらっしゃいませ、高橋さま」
「あーこんばんは、マスター」
「今日はお一人ですか?」
「うん、そうなんだよ。妻が友達と旅行へ行ってしまって、一人メシだな(笑)」
「美味しいもの食べて行って下さい」
「そうそう、マスター。最近、足がむくんで仕方ないんだよ。病院へ行った方がいいかなと思ってるんだ」
「それは、気になりますねえ。お酒は飲んでますか」
「まあ、晩酌程度に」
「何でも無いといいのですが、内蔵の機能低下かもしれないので、ちょっと体調に合わせた料理作ってみましょうか?」
「頼むよ。マスター」
こんな会話で料理が出て来るお店があります。
八戸市南類家にあるルーブラン。
私は、コンサル先のクライアントさんに、10年前から
「今の商売で、お客さんや、同業種、専門分野でコンサルできる様になれば、繁盛しますよ」
と言って来ました。
これは、商売をしている小売り店、サービス業、飲食業さんに対しての考えでした。
お客さんに対してのコンサルとは、
「商品を売る」のではなく、
お客様の課題解決の提案の手段として、商品をすすめられる様になる、という事です。
それは、「売らない」シチュエーションもあるという事です。
ルーブランさんは、料理を通して、喜びや楽しみの他に、お客さんの課題を解決したり満たす料理を提
供し、更に、独自の繁盛店になるまでの、現場でしか掴めない具体的体験を、助けを必要としている飲
食店にコンサルでき、その他、各自治体の商品開発のアドバイザーなどもしています。
ルーブランのマスターは、本気で向き合ってくれる情熱を感じる、素晴らしいシェフですが、
これって、とくべつな人しか出来ないことではなく、目先を変えるだけで出来るんです。
だって、普段から、普通にやっている事を、教えられる様にまとめるだけです。
こんな風潮があるの知ってますか?
今、単なる暇つぶしや楽しむだけの「おけいこごと」カルチャースクールは
余り人気がなく、反面おなじ内容でも
「教えるため」に習うとなると、人が殺到するそうです。
家元制度。
習得するために投資したお金を、回収出来る!
そして、単なる「○○ちゃんのお母さん」だった主婦が先生となり、お金を稼ぐ。
これって、「得意」を人に教えられる「コンテンツ」にすること。
高額な受講料を払い、習って、それをイベントなどで発表し、デパートで展示会、表彰したりしてブラ
ンドを付けて行く。
体系化することですが、いまや、これが時代の風潮です。
主婦が習い事のその先に起業して、カリスマ先生となる身近なルートが確立されています。
ポコポコと足下から生まれて来る、新しい業態や風潮は、既存概念に縛られず、
新しいビジネスモデルを持って雨後の竹の子のように出て来ます。
小売店やサービス、飲食業に役立つエッセンス盛り沢山です。
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