大きくする 標準 小さくする

2013年08月07日(水)更新

青森の、すごい経営者その1。本当に、全く...往生際が悪いよ!ってほど、諦めない人。

こんにちは。

「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」繁盛デザインの常田アキエです。

ブログ読んで下さってありがとうございます。


お仕事をして、深く係わって素顔を知っても尚、尊敬する経営者の一人に、

青森県で1番の税理士事務所でもある、若山経営の若山恵佐雄先生がいます。


とにかく、全く諦めない、

十分な立場もあるのに、素直、まっすぐ

若山先生を見ていると、「脱帽」するというのはこういうことかと実感します。



税理士がコモディティ化し、士業なのに係わらず、価格競争も激しくなって来た中、

生き残りと、新しい存在感が必要になりました。

決算報告書づくりを仕事としている税理士事務所は、

今に、顧問料が格安のインドに席巻されるか、パソコンに取って代わられるでしょ

う。

そんな税理・会計士事務所が、生き残りを余儀なくされている時代。

そういう厳しい時代にあっても、

若山先生は頭の中が自由人。

「顧問先は、本来5年に1度変えた方が良い。同じ所とずっとつき合っていては、

会社経営の刷新にもならないし、同じ無難な決算書を作る方向に依存する。」

こんな、自分の首を絞めるような発想を持っています。


業界常識や通念にとらわれず、自由な発想。そして、いつもお話ししていて感じ取

れるのは「自利利他」がベースにあること。

この発想ベースが故に、普通は考えつかない、すごいしくみに軌道修正してし、今ま

さに大成功しようとしています。



若山先生が開発したのは「戦略参謀」という経営支援ソフト。




そもそも、Map経営という、数字を根拠に、経営診断し、事業計画を立てるしくみの普
及に係わりながら、
「自分の会社の、現状把握」→「あるべき姿を見つけ出す」→「現場のPDCAに落とし込み、現場を管理する、認識を共有する」経営を良くする全ての要素を一気通貫
できる概念を「戦略参謀」というソフトで形になりはじめたのが3年前。

最初は、このソフトの存在は、他会計事務所との差別化、競争力になると誰もが考えました。
だから、お互いの商売を陥れたり傷つけるようなことは出来ないと、県外での普及活動を続けていました。

しかし、若山先生の「自利利他」は本物です、
会計事務所がより顧問先との信頼関係を深め、そしてもっと良い経営に導ける様に、
会計事務所のためのソフトとしてコンセプトを修正しました。

企業向けの説明会には、「現在の顧問会計士と一緒に会場にいらして下さい」と。




私は当初から係わってきたので、一連の流れを見てきました。

「普及するわけない。」

「青森から発信したって、無理だ」

「こんなに時間のかかることやって、諦めた方が良い」

こういう声は絶えず周りにありました。

しかし、全く、諦める、辞める素振りも無く、

本当に一生懸命に、普及のためのセミナーに全国を飛び回っていました。

そのスピードと、モチベーションが下がることが全くないまま2年以上が経ちます。


そして、様々な試行錯誤と時間(命)とお金の投資をしながら

ようやく今、大きく爆発的に成功を収めようとしています。

一昨日、超多忙の合間を縫って打合せを兼ねて、若山先生に会いに行きました。

「ようやく収穫できそうだよ。」

「種まきはどのくらいしたんでしたっけ?」

「それは聞かないで(笑)」

にこやかに、こんな会話をして、穏やかなオーラをまとっていますが、

その芯の図太さというか、信念の重厚感に感動します。

こういう経営者と、仕事ができる喜びは、何にもかえられない、お金じゃ買えない財産です。
そして、子どもたちの未来を変える、素晴らしい影響力を持つ、地域の財産だと思います。



若山恵佐雄先生