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デザインが理由を作る
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2013年06月26日(水)更新
I want!
こんにちは。
「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」繁盛デザインの常田アキエです。
ブログ読んで下さってありがとうございます。
今日は例の彼らは休暇で不在。フツーに進めたいと思います。
仕事から戻り、たまたま部屋で手にしたCDが高校生の頃、よく聞いていたPsy's。
久しぶりに聴いたらなんだかとても元気になりました。
http://www.youtube.com/watch?v=HRDns75syyY
ああ、懐かしい....というよりも、その頃のピュアで一途な気持ちにタイムトリップした様な新鮮な気分に。
新鮮、と、言えば、今日の仕事も私にとっては新鮮な仕事でした。
2回目の1dayシェフ体験。
1dayシェフとは、1つのレストランで毎日違う登録シェフが料理を振る舞うシステムです。
個人に、固定費が掛からず、レストランやカフェの体験が出来たり、PRが出来るコラボレーションや、あいのり商売のひとつの形です。
すでに東京以南では
医学生が学費稼ぎで夜バーを運営する昼間の店を1dayシェフシステムで稼働させた
り、新しい商売の形が浸透していますが青森は初上陸。
まだまだ浸透していないので、シェフも足りず、前回オープン時、素人シェフとしてデビューする羽目に(笑)...機会をいただきました。
前回は私がメインシェフでしたが、今回はいつも何かと助けていただいている岩谷さん。気楽に参加しました。
今日のメニューは、コレ
スープと、きのこと鶏の炒めもの、デザートが私担当。
スープには、生姜、たまねぎ、人参、ブロッコリー、カリフラワー、かぼちゃが入っています。
ローリエ、シナモンがアクセント♥
これでまたひとつ、数少ない得意料理の札を切ってしまった(汗)。
岩谷さんは、普段、めちゃくちゃこだわった玄米パンを作っています。
私も大好きで、つきに1回大人買いしている仲なのですが、やはり、いいものを知っている!
このトマト、試食でスタッフ4人が食べさせてもらったのですが、
「え~なにこれ!甘い!濃い!うま~い!」
みんなが一斉に感嘆絶賛で叫んで賑やかになった、そんなトマトでした。
「心」の贅沢を尽くしたランチ!
1時半には完売しました。ありがとうございます。
この後が、お楽しみ!豪華まかない!
「仲間がいるって良いねー」
「助け合って頑張れるってたのしいね。」
岩谷さんが何度もそう口にしていました。
まさにそう。
更に、1dayシェフを体験して、「美味しかった!」と言ってもらった時のキャー!と叫びたくなるような嬉しさ!
逆に、1名でしたが、味が薄いとハンバーグを残されたお客さんがいて、
そのハンバーグを見て、切なくなった気持ち...(私はシェフの顔が見える店では残さず食べよう)とか、
次はこのお客さんに「美味しかった!」と言ってもらえるように顔と好みを覚えておこう、とか、
シェフのメンタルも体験する事が出来ました。
とにかく初めての体験って楽しい!新鮮!
今日、居るスタッフ以外にも、このカフェは大勢の人が支えてくれて実現しています。
3ヶ月間、みんなを盛り上げて行きたいです。
2013年06月23日(日)更新
個性デザインと機能
「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」繁盛デザインの常田アキエです。
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夕方、夕映えした岩木山とキレイな雲を感じながらの一人ドライブ。
キキ「この岩木山って、名刺のイラストだよね。」
「うん、そうだよ。好きなの、この角度の岩木山」
キキ「...モゴモゴ」
「ちょっと!食べないで!!」
「ねえ、ブーバ、お店のデザインの善し悪しってあると思う?」
ブーバ「あるね。個性が伝えようとしてる店はいいデザインだし、伝えてない店は悪いデザイン。その店が、商品やサービスを通じて、「したいこと、伝えたいコト」があるということが伝わるかどうか、だよ。」
「確かにね。好きかどうかは別として無難ってつまらないしね。」
キキ「何かを伝えたいんだな、って意志が感じられれば良いんじゃない?」
ブーバ「そうそう。この店なんだろう?は面白みのひとつだよ。確かに」
「この間のパン屋、覚えてる?」
キキ「覚えてるよ。ベーカリーってあるけど、ダイナーっていうイメージだった」
ブーバ「ハーブが売られてる?のか分からんが、外観からだけだと何をしたい店なのかよく分からなかった。」
「うん。辛口だけど同感」
ブーバ「よく分からない、ってのは余り良くない現象だな。まあ、東京だしなぁ。次回は中で食事してみて、それで判断しよう」
キキ「それに比べて、その目の前の店は、分かりやすいけど、オシャレ過ぎてて自分との次元の差を感じたよ。」
「トングでは取りにくい配置だった。」
ブーバ「取りづらい、落としそう!というのは購買意欲のメンタルブロックになるから並べ方も要注意だな」
キキ「そうかあ、商品は、分かりやすく、買いやすくが重要なんだー。」
ブーバ「個性は大事だから、その上、分かりやすく買いやすいと良いんだよ。」
「そう言えば、覚えてる?カレーうどんの「も」」
キキ「あれは、(笑)個性的すぎだよー」
ブーバ「こうやって、思い出してもらえるってことは...成功だな」
東京には個性的なお店がたくさんある。
個性はアイキャッチとしては有効手段。
でも、一回利用してもらったお客さんをファンに出来なかったら、負けとなる。
利用時に、表現の個性と商品やサービスに一貫性がなければ、それはただの「奇をてらった」になってしまう。
目立つ店程、お店の個性の打ち出し方ってとても大切です。
2013年06月22日(土)更新
買いたい決め手!その2 商品そのものの魅力づくり
「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」繁盛デザインの常田アキエです。
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好きなタレント談義....
キキ「ブーバは確か、檀蜜のファンだったよね。」
ブーバ「まあね。下品なエロさじゃなくて、全く違うもの持ってるんだよ、檀蜜は。」
「その談義、加えさせてもらうよ。」...ギロ!
キキ「ギロ!休暇中じゃなかったの?」
ギロ「フランスから早めに戻って来たのさー。自分はスカーレットヨハンソンが大すきさー。ただの美人と違う独特な雰囲気があるのさー。ボーイッシュなとこも好きさー」
ブーバ「確かに、独特だ。それに比べ、人気のAKB48は、ピンでテレビに出てる時ははいいけど、逆にまとまるとつまんない。同じに見えて。」
キキ「衣装も同じだと全くわからん!」
ギロ「誰が誰だかよく分からないさー」
ブーバ「AKB見分け付かない。...そう言えばこの間のパン屋はどこも個性的だったよ。」
キキ「ブーバが買った店、あの店、購買意欲湧くよねー」
ギロ「つい買っちゃう感じ?」
ブーバ「メリハリ効いてるんだよ。見た目から感じ取れる食感、風味、色合いバリエーション豊富でさ」
キキ「そう言えば、必要以上に、結構買ってたよね」
ブーバ「知らないうちに、楽しく買っちゃうんだよ」
ブーバ「筒状の食パン、形が面白くて買ってしまった!」
ブーバ「ハーブ入のチーズパンだけど、これも形が面白いから、思わず買っちゃったよ。どこから食べようかとか想像しながら....」
キキ「別に食べれば良くあるパンなんだけど、見た目変わってると買っちゃうって言うのあるよね。楽しいよね♫」
ブーバ「これはさあ、ズンダの揚げドーナツなんだけど、ドーナツ生地が甘くなくてしっかりしてるんだよね。
まあ、そうPOPに書いてあったから、それってどう違うんだろうと思って買った♩」
キキ「これ別にふつーじゃない?」
ブーバ「そこがツボなんだよ。大体さあ、パンのってトレー上で選んだ商品のバリエーションを楽しみながら買うから、個性的なもの選ぶ中でこういう普通のものも買っちゃうんだよ。生地の違いとかで。」
ギロ「大体いつもブーバ見てると、食パン、シンプルなハード系、デニッシュ、クロワッサン、ベーグル、白系のパン、珍し系、っていうアイテムバランスだよね」
ブーバ「確かに。鋭い!」
ギロ「やっぱり、買いものって楽しくないとねー。」
キキ ブーバ「ウンウン」 つづく
2013年06月20日(木)更新
買いたい決め手!その1 byキキとブーバ
「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」繁盛デザインの常田アキエです。
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今まで出演を拒んでいた
私の深夜の仕事の妄想仲間いえいえ、デザイン構想仲間の
キキとブーバ(フランス出身:本当です)とともに、
ズバリ!思わず買いたくなるパン!の要素を探求しまーす!
キキ「ボンジュール。キキです。初の顔出しですが、実は永年裏方でMEDIAMakerを手伝って来ました。今回は吉祥寺視察に同行したので、思わず買いたくなるパン!について検証します!」
キキ「さて、最初はモーニング・ドンク。別にすっごく美味しいという訳でもないのになぜ人気なのかっ?」
ブーバ「まあ、ドンクは老舗だからねー。創業109年、それに...」
ブーバ「一応限定24食で、オーダーすると奥の工場から職人が席まで届けてくれる特別感はナイス。」
キキ「Oh~ oui(ウィ~)!サラダは新鮮だったよね。でもホントに限定24食なのかい?」
ブーバ「もちろん。残りものではない、焼きたてなんだよ。美味しさを知ってもらう入り口商品。まあ考えられるのは、1回の窯で焼ける数なんじゃないの?」
キキ「ふ~ん。作り手側が、最高に美味しさを感じてもらえる状態でお客さんに試食してもらう様なものか。」
ブーバ「そうそう。」
キキ「ところで、これは、成城石井のパンコーナーだよねぇ。」
ブーバ「この、パン激戦区でも売れてるんだよねー。その理由は、美味しさというよりは買いやすさなんだよ。」
キキ「スーパーだからってこと?」
ブーバ「それもあるけど、POP、プライスが大きくて分かりやすい。お客さんは、(価値の)よく分からないものには手を出さないからね。そうそう、だからこういうキーワードが効くんだよ。」
キキ「テレビで放映されました!ってやつ?」
ブーバ「そう、あとは、発売以来1万個突破とかね。結局自分で価値判断が難しいものは、誰かのお墨付きに頼るってコトさ」
キキ「これも、売れてるんだよね。」↓
ブーバ「このパッケージは、コンビニみたいで、好きじゃないけど、コレも同じ」
キキ「コーヒーあんぱん、メディアに取り上げられたもんねえ。」
ブーバ「そう、メディアのチカラは大きい。」
キキ「そうかぁ、美味しいものを作っても売れる訳じゃないってことだね。」
ブーバ「そうだよ。買いたくなる「しかけ」が必要で、案外お客さんはそれに乗っかって買いものしてるってことなんだよ。」
キキ「う~ん。自分で目利きしてると思っていたんだけど。」
ブーバ「でも、そういうしかけも、価値のあるものを提供出来てないと続かないから....」
キキ「そっかあ。明日は、買いたくなる魅惑の商品づくり、で行こう!」
ブーバ「oui」
2013年06月18日(火)更新
理想的な?商売の型
こんにちは。
「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」繁盛デザインの常田アキエです。
ブログ読んで下さってありがとうございます。
先日、紹介で訪れたオリーブ専門店「OLIVO」
小売り商売として、理想的なフォーマット(型)だったのでシェアします。
いくら東京都はいえ、オリーブオイル専門店は、とてもニッチというか
「おいしいパンやさん」を探す人はいても、「オリーブを買おう!」と店を探す人って
そうなかなか居ないですよね。
だから、集客施設にテナントを出して、店頭でいかに引き込むか、がシビアに売り上げに繋がってきてしまいます。
オリーブオイルなんて日常、あってもなくても別段困らないですしねぇ。
店頭はこんな感じ。まあ、オシャレです。
私はまず、この機械に目がいきました。
何だろう?って。
こんな風に、その場で選んだオリーブオイルを瓶詰め。
エンターテイメント的にGood!
でもでも、そう安くもないオリーブオイルを「欲しい!」「必要だ!」と感じてもらうには...
ひとつは、ディスプレイやPOPなどで「これが何か」を伝えること。
世界観や面白みや関係性。
料理が美味しくなるし、種類も色々あり、奥が深いんですよ!という事を言ってます。
あなたの知らなかったオリーブオイルの世界。って感じかな。
しかし!侮る事なかれ!強者でした!!
実際に....
売られているんです!惣菜が。
コレって多分、手間がかかっていて、儲けは少ないと思います。
しかし、ここは品川駅。
手軽にお土産か、食品を買う人が多いエキナカ。
そんな場所で、よく分からない、今までの人生に接点も無かったオリーブオイルを置いても、
「ふ~んオシャレっぽいね」で終わりです。
フロント・エンドとしてのお客さまとの関係性づくりの機会なんです。この惣菜は。
だから、決して外せない、無くてはならない存在。
この惣菜を入り口に、オリーブオイルワールドへようこそです。
割に合わないけど手が抜けない部分なのです。
そして、オリーブオイルに至っては注文すると、手間をかけてボトリングしてくれます。
「自宅用ですか?」
そう、もちろんギフトもあります。
ギフトならオシャレだし、珍しいから、喜ばれる。
おっと!『これは?!』
「造醤所とのコラボ商品です。お醤油とオリーブオイルって合うんですよ。」
サスガ!抜け目ない。
日本とイタリアのコラボレーション。しかも醤油となら、使用機会も増えるし年配者にも受け入れられ
そう。オリーブ市場を広げる商品です。
さて、ちょっと高額の(高額でなくても)買いものに必ずつきまとう
「認知不協和」って知ってますか?
買ったものに対して、「私、本当に正しい買いものをしたのかしら?」という一抹の不安。
ディズニーランド内ではキャラクターの帽子やライトを惜しみなく買うけれど、家に帰ったら...日常空間
に戻ると、気づきます「コレ、絶対に使わないし...」これは、分かってて買うので罪になりませんが、
普通の買いものでは「後悔」が押し寄せるのです。
それに対し、店を離れた自宅でも、
「これは、素晴らしい商品ですから、お客さまの買いものは賢い買いものです」
と、承認の材料となる
機能情報である、使い方、保存の仕方、種類は絶対に必要、
ちょっとシールが曲がって貼ってる所がボトリングした証拠のようでニクいなー!
カラダを労って欲しい大切な方へのお土産としても
そして、機能的情報だけではなく、ファンになってもらうための情緒的情報、知的情報もあります。
私は、毎日パンとサラダと一緒に、スプーン大さじ1杯程度を摂取してます。
良いオイルの摂取は、
カラダ、心両方を潤わせてくれるそうで、
日焼けのシミや髪のパサ付きなどの防止にもなるらしいです。
潤いたいですから(笑)
あっ、追伸ですが、パンフの中にスタンプカードとしての部分がありました。
このパンフも捨てないでね的なしかけと、全種類試したくなるしかけもあります。
そして、あとはコミュニティだな。
「惜しいな」なんて思っていたら、ちゃんとコミュニティも準備されていました。
抜け目ない小売りのフォーマットです。ぜひ要素を参考にしてください。
復習まとめ やれることのすべてをやっています。
・店頭の世界観(一貫性のあるデザイン)
・アイキャッチ(目を引くもの/見たことも無いような)この場合ボトリングタンク
・接触頻度を高める、フロントエンド この場合惣材
・専門性と奥行き この場合、オイルの種類と用途別バリエーション
変わったパッケ-ジ(遮光)チャック付き等
・客単価を高める ギフト
・大局的な面白いもの(使用機会を与えられるもの)とのコラボ商品 この場合醤油
・購入後後悔をなくすツール この場合パンフレット、しおり
・オリーブ知識を語れる場、楽しめる場、共感者と集える場コミュ二ティ この場合ワインレストラン
・ファン化 スタンプカード
・フロントエンド~バックエンドがある 惣菜~マイボトルを持参してボトリングしてもらえる
ブランディングを考えると「やらないこと」の選択肢もあること、お見逃し無く!自分お店と比較してみて下さい!
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