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デザインが理由を作る
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2013年08月10日(土)更新
進化のスピードが速くなっています。
「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」繁盛デザインの常田アキエです。
ブログ読んで下さってありがとうございます。
今日は、大好きな下北半島出張でした。
朝、「これまでの経験にない」大雨と雷でしたが、
大間に着く頃には晴れ間がのぞいていました。
いやーすごい!
今日の、メインは、大間の大手Yzawa(矢沢じゃないよ)でした。
お仕事では1年半のお付き合いで、それほど長くありません。
しかし!
毎回訪問の度に、予想をはるかに上回る進化をしているのです!!!スゴい!
最初の訪問時はこうでした。
その1ヶ月後はこんな風に。
それが今や!
そして、店内もいろいろ工夫され、
現在はすごい!
店長が、ヒバの板をもらって自分で作ったという子供テーブル!
座り心地抜群。
そして、しんじられない!!
棚も手づくりだなんて!
竹の使い方が粋!
浮き球も存在感ある!
POPもツボをついていて、面白いし、
このPOPも大きくて目に飛び込んで来る。
更に、Y常務作のこのPOP、
芸が細かくて、噛みしめる面白みが、するめの様にじわじわと来るPOP
マグロの目がフラッシュLEDで点滅するんです!
「このフラッシュって買ったんですか?」
「ホームセンターで目に飛び込んできたPOPがあって、その後必死でネットで探して手に入れたんですよ」
「へぇ~インパクとありますよね!」
この行動力が素晴らしいです。
月に2~3件の新規案件の他に、永年のお客さまもありますが、
やはり、売上げを伸ばすところと、そうでない所の差は
やるか、やらないかの差だけなんです。ほんとうに、それだけの差。
今でしょ!
じゃないけど、やら無きゃ変わらない。
Y社さんは、どうすればお客さんが、楽しめるか、寛げるか、運転の疲れをほぐせるか
そういう視点でご商売しているからこそ、
真剣にお店の売上げを良くしたい、
こうした意欲があるからこそ、出来る賜物です。
やはり、こうして頑張っている姿を見ると私の係わり方も濃くなります。
私も人の子。アドバイスした先が、がんばっていれば、アドバイスを聞いて
参考にしてくれた以上、更にそれに報いようと頑張ってしまうのです。
Y社は、今後ももっと変化成長すると思います。
地方の企業のお手本です。
さて、今日は大間の祭り日、
山車が船!大間らしさを感じますね。
また来ます!
2013年08月07日(水)更新
青森の、すごい経営者その1。本当に、全く...往生際が悪いよ!ってほど、諦めない人。
「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」繁盛デザインの常田アキエです。
ブログ読んで下さってありがとうございます。
お仕事をして、深く係わって素顔を知っても尚、尊敬する経営者の一人に、
青森県で1番の税理士事務所でもある、若山経営の若山恵佐雄先生がいます。
とにかく、全く諦めない、
十分な立場もあるのに、素直、まっすぐ
若山先生を見ていると、「脱帽」するというのはこういうことかと実感します。
税理士がコモディティ化し、士業なのに係わらず、価格競争も激しくなって来た中、
生き残りと、新しい存在感が必要になりました。
決算報告書づくりを仕事としている税理士事務所は、
今に、顧問料が格安のインドに席巻されるか、パソコンに取って代わられるでしょ
う。
そんな税理・会計士事務所が、生き残りを余儀なくされている時代。
そういう厳しい時代にあっても、
若山先生は頭の中が自由人。
「顧問先は、本来5年に1度変えた方が良い。同じ所とずっとつき合っていては、
会社経営の刷新にもならないし、同じ無難な決算書を作る方向に依存する。」
こんな、自分の首を絞めるような発想を持っています。
業界常識や通念にとらわれず、自由な発想。そして、いつもお話ししていて感じ取
れるのは「自利利他」がベースにあること。
この発想ベースが故に、普通は考えつかない、すごいしくみに軌道修正してし、今ま
さに大成功しようとしています。
若山先生が開発したのは「戦略参謀」という経営支援ソフト。
そもそも、Map経営という、数字を根拠に、経営診断し、事業計画を立てるしくみの普
及に係わりながら、
「自分の会社の、現状把握」→「あるべき姿を見つけ出す」→「現場のPDCAに落とし込み、現場を管理する、認識を共有する」経営を良くする全ての要素を一気通貫
できる概念を「戦略参謀」というソフトで形になりはじめたのが3年前。
最初は、このソフトの存在は、他会計事務所との差別化、競争力になると誰もが考えました。
だから、お互いの商売を陥れたり傷つけるようなことは出来ないと、県外での普及活動を続けていました。
しかし、若山先生の「自利利他」は本物です、
会計事務所がより顧問先との信頼関係を深め、そしてもっと良い経営に導ける様に、
会計事務所のためのソフトとしてコンセプトを修正しました。
企業向けの説明会には、「現在の顧問会計士と一緒に会場にいらして下さい」と。
私は当初から係わってきたので、一連の流れを見てきました。
「普及するわけない。」
「青森から発信したって、無理だ」
「こんなに時間のかかることやって、諦めた方が良い」
こういう声は絶えず周りにありました。
しかし、全く、諦める、辞める素振りも無く、
本当に一生懸命に、普及のためのセミナーに全国を飛び回っていました。
そのスピードと、モチベーションが下がることが全くないまま2年以上が経ちます。
そして、様々な試行錯誤と時間(命)とお金の投資をしながら
ようやく今、大きく爆発的に成功を収めようとしています。
一昨日、超多忙の合間を縫って打合せを兼ねて、若山先生に会いに行きました。
「ようやく収穫できそうだよ。」
「種まきはどのくらいしたんでしたっけ?」
「それは聞かないで(笑)」
にこやかに、こんな会話をして、穏やかなオーラをまとっていますが、
その芯の図太さというか、信念の重厚感に感動します。
こういう経営者と、仕事ができる喜びは、何にもかえられない、お金じゃ買えない財産です。
そして、子どもたちの未来を変える、素晴らしい影響力を持つ、地域の財産だと思います。
若山恵佐雄先生
2013年08月01日(木)更新
犬も歩けば....東京歩けば、販促エッセンス当たりまくり!
こんにちは。
「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」繁盛デザインの常田アキエです。
ブログ読んで下さってありがとうございます。
お盆の前倒しで、お墓参りをかねて、東京に帰省して来ました。
帰省のエピソードも盛沢山ですが、今日は、
やっぱり東京は刺激がいっぱい!
右見ても、左見ても、販促エッセンスが溢れてるので、ダイジェストでお伝えします!
参考になるものが沢山あります!
まずはコチラ!
う~ん。共感コピー!小学生向けの夏期講習電車広告。
誰に決定権があって、誰が選んで、誰がお金を払うのか分かってるよね。
次はコチラ
「癒し」と「学び」世界一を目指すクラゲ展示、と、あります。
癒しと学びって対局じゃない?!えっー?何これ?しかも、
世界一、ってキラーワードだし、世界一を「目指す」ってズルい!
目指すってことは実際どうか分からないけど、見てみたくなる!
ちなみにこの後、本当に行って来ました。その内容は次回。
そして、次は、「巨人の肩に乗る」ってヤツかな?
外為には接点がなくても、この2人の対談は聞いてみたい、
生で会ってみたい。
テーマはアベノミクスの功罪、だし。興味ある。
こうした有名人を使った、自分の業界や商品との接点づくりは王道だけど、これ、インパクト大きい!
おっと、これも!
ロードショー間近なスタ−トレック。
映画のコピーをパロって、絶対に読んじゃう!
映画のポスターはこちら、
そして、電車の扉が開くと目に飛び込んで来るのがこちら、
そして、これが正体。
正面は、電子画面の、未だちょっと珍しい自動販売機だし、画面上にスタートレックの予告も流れていて、どうせ買うならこの自販機で買うかも。
そして次はこれ。
別にこういうネーミングの根拠無理矢理だけど、
「異質なものの組み合わせ」って何だろう?と注目するし
やっぱり目立つ。話題になる。
短期決戦では十分。
そして、タイトルが重要な女性雑誌も、すごいなー
渦中の方は、絶対に買うよね。
比較したいもんね。自分はまだ楽だ幸せだって思いたいし。
共感もするだろうし。市場があるから売れるタイトル。
そしてこちらも、笑える
美人はただ恨めしいだけの天賦の才じゃないんだーへぇ~努力してるんだね。
じゃあ、ちょっとでも近づけるかも?っていう購買動機。
さっ、クライマックスです。
おっ?キレイなケーキだなあと近づいたら、
えっ?山羊座のタルト?
ってことは蟹座のケーキも?
絶対に探します。誰しも、自分に一番興味があるから。
関係性づくりは、ものを買ってもらう根源欲求。
それをここまで露骨にしてるとは!
でも、キレイで美味しそうだから許す!
しかし更に、露骨はケーキだけでとどまらず、
紅茶にも星座を設けてた。買うもんなー。ケーキ買ったら、紅茶も。
ギフトにもなるし。うまい!
おまけ、
大学も個性。通常は、単に目立って読みやすい中吊りが多い中、らしさが感じられるために、目に留まりました。
業界で一律踏襲されているやり方と違うことをすると、目に留まりますよね。
次回は、クラゲとプライベート鎌倉。です。
読んで下さってありがとうございました!
2013年07月23日(火)更新
セミナーと無縁な人達へセミナーしました
こんにちは。
「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」繁盛デザインの常田アキエです。
ブログ読んで下さってありがとうございます。
余りの忙しさに、ちょっとブログサボってしまいました。お久しぶりです。
青森の木工に係わる若手を応援したい!
という、知人からのご依頼で、
木工関係者向けに2回のセミナーを開催。
昨日はその1回目でした。朝10時から夕方5時までの長丁場。
イベントやオープンが重なり予定参加者数15名のうち参加者は9名。
ざっくばらんに濃く係われる、良い人数です。
若手応援と言っても、この業界、ベテラン年配者が多いのが特徴。
最初は自己紹介から。
私のセミナーの自己紹介は、単なる場を和ませる意味ではなく、後のテーマに繋がっ
てくるので、観察重視、見逃せません。
ベテランの職人さん、照れるかなと思いきや、
最近の良かったことを話す場面では、皆さん生き生きと仕事に係わる話しをしてくれました。
さて、途中、
自分の夢、志を書く場面があるのですが、
もすうぐ70歳になるという、業界で有名な職人さんが
「苦しまずに、コロッと死にたい」
なんて書いてあるので(笑)
すかさずツッコミを入れました。
でも、皆さん、真剣に書いてくれています。
....携帯で漢字を調べながら(笑)
漢字なんて書くと思わなかったよ。と文句を言う方。
なんて、職人さんらしさがこんなひとコマからも感じられます。
「苦しまずに、コロッと死にたい」
に対しては、
「今は人生100年なんだから!まだまだ夢語らなきゃ、生まれて来たことにバチが当たる!ダメダメ!」なんて、私が口答で言ってもからかってるとしか思われないのですが、このワークは、6つの枠にお題の自分なりの答えを書いてもらい、そのうちの1つに、参加者全員から、その人に向けてひと言コメントを書いてもらう枠があります。
今日は参加者が9名なので、自分以外の8名からコメントを書いてもらうことになります。
毎回このワークをする度に感じるのですが、
人って温かいなと、心が温かくなります。
特に今日は同業界の大先輩から若手までが揃って混ざってのワーク。
一体何を書かれるのか!?
ダメ出しを書かれるのか!?
いやいや違いました。
それは、同友からのエールであり、先輩からの温かい目であり、励まし、尊敬のひと言であり...皆さんが書き込んだ紙を見ているうちに、胸が熱くなりました。
異業種や、起業者向けに開催することが多かったのですが、
同業種向けに開催すると、心の交流が出来ていいのかも、と、密かに感じながら...
休憩タイム。
ホールで猿回しがっ!カワイイ!
夕方5時に終了し、懇親会に参加。
ベテラン組談。
「ウチらは、中学やっと卒業してそのままこの道に入ったから、勉強する機会なんて今までなかったんだよ。だから、今日、書いたり発表したり大変だったけど、楽しかった。」
目標や目指すものを持っている若手組と、
頑なベテラン組の交流でこの業界が元気になれるよう、
2回目は、もっと更に、貢献出来る内容にしたいと思っています。
2013年07月19日(金)更新
誰もが最初に思い出すインパクト
こんにちは。
「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」繁盛デザインの常田アキエです。
ブログ読んで下さってありがとうございます。
昨日は青森、県南方面の仕事で
田子~三戸~八戸で打合せ。
人生を揺るがすサプライズもあり、5回くらい涙があふれる場面も。
田子町。
にんにく生産は青森県が全国の80%を占めています。
以前は田子町が生産量日本一でした。
現在は十和田市にその座を明け渡してしまいました。
しかし!!
にんにく、と言えば今でも、誰もが田子を思い出します。
だから、未だテレビ取材も多く、ビジネスインパクトを与え続け、大きな経済効果があります。
なぜでしょう?それは....
町に辿り着くと出迎えてくれる看板の上には巨大にんにく。
観光館的な「ガーリックセンター」はその名の通り、にんにくセンター
お土産も、レストランメニューも、ソフトクリームも全てにんにく
建物もにんにくのカタチを、アメリカの建築士に設計してもらったそうで、
子どもたちも、アメリカのニンニクの町ギルロイ市と提携姉妹都市になり、
交流があります。
だから、子供の書く画もにんにく。
町のイベントも、にんにくまつり。
そして、道の名前もギルロイ通り
その道を見上げれば、電灯もニンニク。
素敵な図書館の入り口に?!
笑)これ、掘り起したにんにくの状態。
コレが本来のにんにくのカタチ。
バス停留所も
看板にもにんにく王子?!
田子では、まち行く、誰に聞いても、小学生でも、
「田子町で自慢できるものは?」
と聞けば、
「にんにく」
と答えます。
だからこそ、未だにんにく日本一は田子なのです。
ブランディングの基本。
可視化されているので、テレビの画的にも分かりやすい。
だから、メディアが取り上げる。
メディアに取り上げられる効果は絶大です。
ソフト、ハード的に、田子町は
ブランディングのお手本です。
もし、「○○の人」「○○の町」と呼ばれたいなら、
田子をそのまま、真似すれば良いのです。
でも、おろそかにしてはいけないのは、
関係者が勝手にハードだけをそろえても、
田子町のにんにくが子どもたちに浸透している様に、草の根に浸透していない内容は、いつか、煙のように消えて行きます。
だから、田子町のように、
おまつりで、海外で、交流し、思い出を作り、子どもたちが心底理解し、
共有できる、ソフト面を大事にしないと
うまくゆきません。
周りを見渡すと余りにも、一部のひと達だけの、予算だけ非効率に使って、
誰も知らない、特産品や地域活性ネタが多いですが、
ここに、こんなに身近に、お手本があります。
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