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デザインが理由を作る
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2013年05月31日(金)更新
まちづくりの 参考エッセンス
「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」繁盛デザインの常田アキエです。
ブログ読んで下さってありがとうございます。
「町並みグッドデザイン賞にも選ばれた場所があるから、見ておいでよ。」
同時期に2人から情報をいただいたので、行って来ました。
御徒町から秋葉原までの高架下。
「看板にも2K540とか暗号みたいなコトしか書いてないから見過ごすよ、コレ」
「だけど、白が基調って、汚い、臭い、狭い、高架下のイメージ払拭するよね」
「いきなり、ガチャガチャも白!統一感ハンパないね。コンセプティーだなぁ~」
「なにそれ?コンセプてぃ~って」
「この空間、この場でしか存在し得ないもの。ここだからこそのものをちゃんと選んでるってコト。売れ筋だからって、ここではナメコのストラップのガチャガチャ置いちゃダメなんだよ。現実に戻しちゃダメだから」
「ふふーん、徹底しないとダメなんだね。ディズニーランドと同じ理論だね。」
「キレイで、幻想的だー」
「この狭さがいいかもね」
「桐たんす職人の直営かあ。」
「桐たんすって余り馴染み無いけど....」
「桐たんすと関係ないけど、コレッ欲しいな。買いやすい価格。」
「同じ世界観や、桐タンスのあるライフスタイルから外れない様な商品が売られるのはアリだよね。それに、最終的には桐たんすが欲しくなるかもね。」
「このお店、何の店だろう?ふとん、和紙、まくら?よく分からない」
「看板に、何か書いてあるよ。」
「そっか、ちゃんとテーマがあると、納得するね」
「あっ!あっちにカワイイ店が!」
「お菓子屋さんみたいだけど...あっ!皮小物だ!」
「おー世界観あるねー。お菓子の国だあ!」
「クッキー型の皮のキーホルダーに名前を入れてくれるんだね。カワイイ!包装紙も入れ物もお菓子用のだね。何だか新鮮に見える。」
「こういう共通キーワードを設けてるんだね。
あえて、こうして表現されていると、意識して見るようになるね」
「これって、あの高級窯元だよね。ひえーとても買えない。
あっ、でも見て!店頭に!」
「ワンコインなら買える!嬉しい!」
「さっきから見ていて気づいたんだけど、どの店も、必ず自分の極めつけの専門分野でのワンコイン商品を売っているよね。まず、その身近な商品で、良さを感じてもらえるよね。」
「フロントエンド商品ってやつ?」
「そう、本当に売りたいものがあってこそ、こういうフロント商品が最初の入り口として生きるんだよね。」
「どういうこと?」
「お客様が何を知れば(何を伝えれば)、商品の本当の良さを感じ取ってもらえるか、それをこの500円のサービス商品に盛り込むには、何を最終商品として買っていただきたいのか決めていにと、伝えなくてはならない事が曖昧になるからね。」
「ふーん。なんでも安いもので引付ければ良いのかと思っていたけど、ちゃんと計算してるんだね。」
「おっ、ゆるキャラみたいなものもあるんだね(笑)外せないね、やっぱり」
「職人さんがいたり、専門店らしいディスプレイをしていたり、面白みを発信してるねーいいねー」
「こういう、奥行きを見せられると、興味湧くよねー」
「案外、業界の人達は、当たり前だと言って情報発信しないんだけどね。この発信こそが重要なんだよね」
「木工教室、いいなー」
「あの講師やってるおじちゃんって!!もしやあの有名な!?すげー」
「はー歩き疲れた、一休みしたい。」
「おっ!やなか珈琲店じゃないか!さすが。」
「230円で至福のひととき。おいしいー。」
「雰囲気も、おいしさも、ばっちりだね。キモチ、よく分かってるなー」
「さすが、グッドデザイン賞。町並みの斬新さだけじゃなくて、マーケティングも、歩く人のキモチも汲み取っている2k540でした。」
2013年05月31日(金)更新
いちばん、参考になる身近なマーケティング
こんにちは。
「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」繁盛デザインの常田アキエです。
ブログ読んで下さってありがとうございます。
悪いもの
いけないもの
には、人を惹き付ける魅力があります。
そして、惹き込む側もまた、人間の弱み、人間の原点となる欲望の核を知り尽くしてアプローチして来ます。
お金、
愛
命
健康、若さ
成功
例えば、
お年寄りを集めて、布団や高額な品を買わせる、カモネギ商法。
粗品がもらえると集められ、
孫くらいの若い男性に優しくされて、
気持ちよく、数十万の布団を買って帰る。
老人は、暇とお金はあるが、自分のために買いものをする事をあまりした事が無い。
ちょっと難しい言葉で言えば、気持ちよく、自分のための買いものを容認してもらい
高額商品を買う。
与える側からの目線で言うと
自己承認を与え、生きている中での喜びを感じさせ、集団心理を利用し高額商品を売る。
船旅で宝石を売る、
絵画を売るなどのキャッチセールス
アダルトサイト、
詐欺
悪質な占い
すべて、マーケティングの原理原則を悪用したものだけれど、その絶妙が際立っていて
本当にすばらしい!と拍手したくなる程の内容。
他人から認められたい、受け入れられたい 自己承認
何かをしてもらったら、お返ししたくなる 返報性の法則
安心より、畏れ不安に対しての方が行動しやすい
などは、分かりながら、こうした悪質商法や売り込みを覗くと
まさに上手く活用していて面白い。スゴいマーケッターがいるのではないかと思うくらい。
これを社会に役立つ様に使いこなしたいものです。
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