大きくする 標準 小さくする
前ページ

2013年07月23日(火)更新

セミナーと無縁な人達へセミナーしました


こんにちは。

「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」繁盛デザインの常田アキエです。

ブログ読んで下さってありがとうございます。

余りの忙しさに、ちょっとブログサボってしまいました。お久しぶりです。


青森の木工に係わる若手を応援したい!

という、知人からのご依頼で、

木工関係者向けに2回のセミナーを開催。

昨日はその1回目でした。朝10時から夕方5時までの長丁場。

イベントやオープンが重なり予定参加者数15名のうち参加者は9名。

ざっくばらんに濃く係われる、良い人数です。

若手応援と言っても、この業界、ベテラン年配者が多いのが特徴。



最初は自己紹介から。

私のセミナーの自己紹介は、単なる場を和ませる意味ではなく、後のテーマに繋がっ

てくるので、観察重視、見逃せません。



ベテランの職人さん、照れるかなと思いきや、

最近の良かったことを話す場面では、皆さん生き生きと仕事に係わる話しをしてくれました。



さて、途中、

自分の夢、志を書く場面があるのですが、

もすうぐ70歳になるという、業界で有名な職人さんが

「苦しまずに、コロッと死にたい」

なんて書いてあるので(笑)

すかさずツッコミを入れました。

でも、皆さん、真剣に書いてくれています。

....携帯で漢字を調べながら(笑)

漢字なんて書くと思わなかったよ。と文句を言う方。

なんて、職人さんらしさがこんなひとコマからも感じられます。




「苦しまずに、コロッと死にたい」
に対しては、

「今は人生100年なんだから!まだまだ夢語らなきゃ、生まれて来たことにバチが当たる!ダメダメ!」なんて、私が口答で言ってもからかってるとしか思われないのですが、このワークは、6つの枠にお題の自分なりの答えを書いてもらい、そのうちの1つに、参加者全員から、その人に向けてひと言コメントを書いてもらう枠があります。

今日は参加者が9名なので、自分以外の8名からコメントを書いてもらうことになります。

毎回このワークをする度に感じるのですが、
人って温かいなと、心が温かくなります。

特に今日は同業界の大先輩から若手までが揃って混ざってのワーク。

一体何を書かれるのか!?
ダメ出しを書かれるのか!?

いやいや違いました。



それは、同友からのエールであり、先輩からの温かい目であり、励まし、尊敬のひと言であり...皆さんが書き込んだ紙を見ているうちに、胸が熱くなりました。

異業種や、起業者向けに開催することが多かったのですが、

同業種向けに開催すると、心の交流が出来ていいのかも、と、密かに感じながら...

休憩タイム。



ホールで猿回しがっ!カワイイ!



夕方5時に終了し、懇親会に参加。

ベテラン組談。

「ウチらは、中学やっと卒業してそのままこの道に入ったから、勉強する機会なんて今までなかったんだよ。だから、今日、書いたり発表したり大変だったけど、楽しかった。」


目標や目指すものを持っている若手組と、

頑なベテラン組の交流でこの業界が元気になれるよう、

2回目は、もっと更に、貢献出来る内容にしたいと思っています。







 

2013年07月19日(金)更新

誰もが最初に思い出すインパクト


こんにちは。

「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」繁盛デザインの常田アキエです。

ブログ読んで下さってありがとうございます。


昨日は青森、県南方面の仕事で

田子~三戸~八戸で打合せ。

人生を揺るがすサプライズもあり、5回くらい涙があふれる場面も。


田子町。

にんにく生産は青森県が全国の80%を占めています。

以前は田子町が生産量日本一でした。

現在は十和田市にその座を明け渡してしまいました。



しかし!!

にんにく、と言えば今でも、誰もが田子を思い出します。

だから、未だテレビ取材も多く、ビジネスインパクトを与え続け、大きな経済効果があります。


なぜでしょう?それは....




町に辿り着くと出迎えてくれる看板の上には巨大にんにく。



観光館的な「ガーリックセンター」はその名の通り、にんにくセンター
お土産も、レストランメニューも、ソフトクリームも全てにんにく



建物もにんにくのカタチを、アメリカの建築士に設計してもらったそうで、




子どもたちも、アメリカのニンニクの町ギルロイ市と提携姉妹都市になり、
交流があります。
だから、子供の書く画もにんにく。
町のイベントも、にんにくまつり。


そして、道の名前もギルロイ通り


その道を見上げれば、電灯もニンニク。


素敵な図書館の入り口に?!


笑)これ、掘り起したにんにくの状態。
コレが本来のにんにくのカタチ。

バス停留所も


看板にもにんにく王子?!




田子では、まち行く、誰に聞いても、小学生でも、
「田子町で自慢できるものは?」
と聞けば、
「にんにく」
と答えます。


だからこそ、未だにんにく日本一は田子なのです。

ブランディングの基本。

可視化されているので、テレビの画的にも分かりやすい。
だから、メディアが取り上げる。

メディアに取り上げられる効果は絶大です。


ソフト、ハード的に、田子町は
ブランディングのお手本です。

もし、「○○の人」「○○の町」と呼ばれたいなら、
田子をそのまま、真似すれば良いのです。

でも、おろそかにしてはいけないのは、
関係者が勝手にハードだけをそろえても、
田子町のにんにくが子どもたちに浸透している様に、草の根に浸透していない内容は、いつか、煙のように消えて行きます。

だから、田子町のように、
おまつりで、海外で、交流し、思い出を作り、子どもたちが心底理解し、
共有できる、ソフト面を大事にしないと
うまくゆきません。

周りを見渡すと余りにも、一部のひと達だけの、予算だけ非効率に使って、
誰も知らない、特産品や地域活性ネタが多いですが、

ここに、こんなに身近に、お手本があります。









 

2013年07月18日(木)更新

さすが強運!ねぶた運行


こんにちは。

「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」繁盛デザインの常田アキエです。

ブログ読んで下さってありがとうございます。


8月は青森県内、各地で

青森ねぶたまつり
弘前ねぷたまつり
五所川原立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)
八戸三社大祭
平川ねぷたまつり などなど

一瞬で終わる短い夏を謳歌しようとエネルギーを爆発させたお祭りが続々開催されます。

その先駆けとして、弘前の風物詩として行う、

弘前高校のねぶた運行

伝統ある弘高生の特権だそうで、私は県外育ちなので分かりませんが、

南高校出身の夫にとって、学生時代この弘高の特権行事は忌まわしい1日だったそうです(笑)

しかし、去年愛娘が弘高に入り、まるで自分もOBかの様な、夏の肝いり行事となったそうで、まあ、ハッピーエンドとしておきましょう。

実は、当日は雨予報でした。
前日の会議でも、
「明日は、確実に雨だびょん。」
「うち、ねぶた運行だ。」
なんて会話が出ていました。

しかし、日中は蒸し暑い天気。このまま晴れてくれ!と願いながら、





娘と友人は、私の知人に着付けと髪セットを格安でやっていただき
腹ごしらえをして
いざ会場へ




特に1年生は、初のねぶた運行。
これのために入学する子もいるらしいです。


テレビ局も取材に。




校長先生、教頭先生が先頭に。
背が高く
体格がいいので、キマってます!


おー来た来た!楽しそうに前を通り過ぎて行きました。
その後から来るねぶたを見てびっくり!




画付けが、独特ですごいインパクト!



他のねぶたと細部の画付けが違う。
そうそう、さっき、娘が話してました。
漫画家志望の男子がいて、昨年もすごい画付けで銀賞だったと。
今年はその子と同じクラスでラッキー。
しかも、今日のおまつりが終わったねぶたは、各地の地域や町内会が2、3万で買ってくれるのですが、既に買い手が殺到しているらしい。

すごい。

弘前のメインストリートを1周し、
高校へ戻るねぶた。



あれっ?!雨?
と、思いきや、
みるみる間にザーザー振りに。

災難?
いえ、いえ、すごい強運。
雨だ中止だと騒がれたねぶた運行。
1年で一番の思いでをきちんと履行して、あとは、濡れても転んでも良いとなった最後の最後に突然の本降りです。

みんなびしょ濡れ。

忘れられない良い思い出ができたでしょう。


2013年07月14日(日)更新

やっぱりプロ。でした。坂田公太郎氏セミナー


こんにちは。

「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」繁盛デザインの常田アキエです。

ブログ読んで下さってありがとうございます。



全6回で青森の商売をガラリと、圧倒的に良くする

劇的セミナーの第一回が昨日無事に終了しました!



爆発的モチベーターの肩書きを持つ坂田氏。



具体的に、自分が何をしたら爆発的に変われるのかが分かった、

素晴らしい内容でした。

セミナーが終わった直後から、参加された皆さんが、私の元へも来てくれて、

「企画してくれてありがとう、自分にとってこのセミナーは...」

と、自分なりの感想を話してくれました。

「本当に、自分に必要なセミナーだった、呼ばれたんだと思う。」

そう言っていた方もいました。 


以前、青森で開催した土井英司さんのセミナーの時と同じ現象です。

充実感を得ると、講師以外にも誰かにその充実感をシェアして下さるのだなあ、と、気づきました。



参加者は24名。

坂田さんのセミナーは、途中途中で何度も、ひとつのテーマで「グループで話しをしてみて下さい。」という3分程のトークタイムがあります。それが良かったという方もいました。

このグループトークで、会場の場がすごく和みます。
緊張感が溶けて、すごくいいのです。

私も、月に1回ほどですが、セミナーをしますので、
コンテンツそのものだけではなく、こうした傾向を観察するだけでも
とても勉強になりました。

坂田さんは、ほんとうにプロです。

自信と確信を持って、堂々と、そして濃い内容を、ほんとうにかみ砕いて分かりやすく話してくれました。



セミナー後、懇親会への参加希望者も増え、
スッポンコースで、ゲラゲラ大笑いの楽しい懇親会。







坂田さん!本当にありがとうございました!
参加者のみなさん、ありがとうごさいました!
事務局の浅利さん小松原さん!ありがとうございました!

お疲れさまでした!





 

2013年07月12日(金)更新

身近に潜む、あなたの店に来ない理由

こんにちは。

「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」繁盛デザインの常田アキエです。

ブログ読んで下さってありがとうございます。




消費者としての自分のことは棚に上げて、売り手になると軽視しがちな

「お客様が、お店に来ない理由」

特別なことがない限り、お客さまはお店に来てくれると思っている。

でも、それは大間違い。

・行こうと思った途中で、トイレに行きたくなり、トイレのある違う店に行ってその店に来なかった。

・行こうと思っていたけれど、携帯に子供からのメールが来て、急いで帰ることにした。

・行こうと思ったけれど、右折車線に入れず、断念した。

・行こうと思ったけれど、ラジオを聞いているうちに、やっぱりやめた。また今度でいいや。

・行こうと思っていたけれど、あっ!そうだ!他のことを思い出して直走。


そう、ほんの些細なことで、お客さまは、あなたの店に寄らずに行ってしまうのだ。

そして、コワいのは、お客さまが来なければ、決して、売上げにはならないというこ
と。ネットでも同じようなことが言える。

売上げを得るには、集客が必須で、それには、ちゃんと戦略としかけが必要。

コレがないと、今日一日を暮らせないという商品やサービスでない限り、

上に書いたような些細なキッカケで、お客さまは、お店から遠ざかる。


動機は瞬間的な勢いと、

人間心理を考えた緻密なしかけ、両方から成り立つ。

だから、商売に寄って、どういう特性が考えられるかで、宣伝方法や、情報発信方法は変わる。


たとえば、人間心理の法則のひとつにザイアンス効果というものがある

接触頻度が高い程、人は、その対象物に愛着を持つというもの。

芸能人でたとえてみると、

あまり好みじゃないけれど、最近見かけるよね、から始まり、CMで何度も目にするうちに、夢に出て来て、大ファンになってしまう。なんて事経験ありませんか?

これも、接触頻度です。

お店も、情報も、沢山発信すればするほど、

お店に来店すればするほど、愛着がわく、ファンになる、のです。


そもそも、来店してもらうには、集客というエネルギーを使う作業が必要。


集客を軽視してはいけないのです。

いくら素晴らしい人が、素晴らしいサービス、素晴らしい商品を売っていても、

それを思い出してもらえなければ、

存在しないに等しい。


しかし、大抵の場合、簡単に考えている。

「うちの店は、美味しいからね。」

「うちの店は、素敵だからね。」

う~ん、困った(苦笑)。














 

«前へ