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13歳までに自国の神話を学ばない国は....
こんにちは。
12、13歳までに自分の国(民族)の神話を学ばない国は必ず滅びる。
とは、
イギリスの歴史学者アーノルド・J・トゥインビーの言葉。
年末に読みはじめた「古事記」のまえがきの一節です。
GHQが日本を自国に服従させるため、文化や言葉を強制すると反発するだろうと、
密かに神話である古事記を奪ったといいます。
学校の授業から古事記を学ぶ機会をなくし、教科書の神話的文章に墨を入れさせ、
そうして日本人を、気づかないうちに骨抜きにしたと。
一方、アメリカは、聖書を読んでいないとジョークさえ理解出来ないという程、聖書が基本。
子どもの頃から読まされているそうで、民族の神話を欠かしていないのだそうです。
最近、歴史を学ぶこと、の大切さは薄々 感じはじめていました。
そこへ!
現在プロジェクトに関わらせていただいている、五所川原のまちづくりの方たちの、衝撃的な事実が!!!
今のプロジェクトの中心メンバーは、(どこぞやとの比較ではありませんが)
とにかく、皆で頑張って行こうという気合いが感じられ一生懸命。
お互いを尊重し合い、プロジェクト自体は悩みながらですが、
話し合いながらゆっくりと着実に進み、とてもスムーズ。
出来た人達だなあと、人間性に感心していたら....今夜の打合せで分かったんです!
北五、五所川原を中心とした地域は、冬場、雪で教室にこもりきりの時に、版画の授業が多く、版画文化が根付いているそうなのですが、卒業作品として、テーマを決めて版画作品を作るそうなのです。
このプロジェクトの中心メンバーのお二人は、同級生ですが、
卒業課題で、地元五所川原の地域史を40mの版画の蒔絵として作成したそうなのです。
学年全員が、古文書や地域史を熟読し、
飢饉、川の氾濫、飢饉の時にある地域の地主が自分の蔵を開放して地域の農民が命を救われた事、二度の大火など、歴史的事件から小学生だった昭和53年、近代までを版画で表現したそうです。
命を救ってくれた地主さんは今でも子孫がいる訳です。
「このとき、蔵を開放してお米を分けてもらったからこそ、我々の先祖は生きられた訳で、だからこそ、今自分も生まれているんだよね。こんな話しがあるんだよ。飢饉の後、この地主さんの奥さんが病気になった時、この家の前を通る人とたちは、自分の下駄をぬいで裸足で家の前を歩いたらしいよ。下駄の音で、病気の奥さんが休まらないのではという気づかいだったらしいよ。」
こんなエピソードを聞かせてもらったり蒔絵をめくりながら、沢山の思いを聞く事が出来ました。
「この地域史の蒔絵が僕たちの原点なんですよね。」
まさに12歳で、地域史を勉強し、それを蒔絵にした彼らは
歴史を知り、先人に感謝出来る....確実に違います。
歴史、神話を学ぶことの意味を目の当たりにした夜でした。
「人生で醍醐味を感じられる商売づくり」販促デザインの常田アキエです。
ブログ読んで下さってありがとうございます。
12、13歳までに自分の国(民族)の神話を学ばない国は必ず滅びる。
とは、
イギリスの歴史学者アーノルド・J・トゥインビーの言葉。
年末に読みはじめた「古事記」のまえがきの一節です。
GHQが日本を自国に服従させるため、文化や言葉を強制すると反発するだろうと、
密かに神話である古事記を奪ったといいます。
学校の授業から古事記を学ぶ機会をなくし、教科書の神話的文章に墨を入れさせ、
そうして日本人を、気づかないうちに骨抜きにしたと。
一方、アメリカは、聖書を読んでいないとジョークさえ理解出来ないという程、聖書が基本。
子どもの頃から読まされているそうで、民族の神話を欠かしていないのだそうです。
最近、歴史を学ぶこと、の大切さは薄々 感じはじめていました。
そこへ!
現在プロジェクトに関わらせていただいている、五所川原のまちづくりの方たちの、衝撃的な事実が!!!
今のプロジェクトの中心メンバーは、(どこぞやとの比較ではありませんが)
とにかく、皆で頑張って行こうという気合いが感じられ一生懸命。
お互いを尊重し合い、プロジェクト自体は悩みながらですが、
話し合いながらゆっくりと着実に進み、とてもスムーズ。
出来た人達だなあと、人間性に感心していたら....今夜の打合せで分かったんです!
北五、五所川原を中心とした地域は、冬場、雪で教室にこもりきりの時に、版画の授業が多く、版画文化が根付いているそうなのですが、卒業作品として、テーマを決めて版画作品を作るそうなのです。
このプロジェクトの中心メンバーのお二人は、同級生ですが、
卒業課題で、地元五所川原の地域史を40mの版画の蒔絵として作成したそうなのです。
学年全員が、古文書や地域史を熟読し、
飢饉、川の氾濫、飢饉の時にある地域の地主が自分の蔵を開放して地域の農民が命を救われた事、二度の大火など、歴史的事件から小学生だった昭和53年、近代までを版画で表現したそうです。
命を救ってくれた地主さんは今でも子孫がいる訳です。
「このとき、蔵を開放してお米を分けてもらったからこそ、我々の先祖は生きられた訳で、だからこそ、今自分も生まれているんだよね。こんな話しがあるんだよ。飢饉の後、この地主さんの奥さんが病気になった時、この家の前を通る人とたちは、自分の下駄をぬいで裸足で家の前を歩いたらしいよ。下駄の音で、病気の奥さんが休まらないのではという気づかいだったらしいよ。」
こんなエピソードを聞かせてもらったり蒔絵をめくりながら、沢山の思いを聞く事が出来ました。
「この地域史の蒔絵が僕たちの原点なんですよね。」
まさに12歳で、地域史を勉強し、それを蒔絵にした彼らは
歴史を知り、先人に感謝出来る....確実に違います。
歴史、神話を学ぶことの意味を目の当たりにした夜でした。
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